 |
肩こり |
肩こりは日本人特有の症状?
外国人の人に「肩こりありますか?」と聞いた時、「何それ?」といわれることが多いのですが、はたして肩こりは日本人特有の症状なのでしょうか?
日本人の9割の方が肩こりを経験しています。肩こりの症状が出る部分は、肩全体と首につながる背中の上層部分です。ところが、外国人にとって肩というのは、肩関節の部分だけ。だから肩こりをあまり意識しないで済むのです。
もちろん、外国人の方も肩こりしています。ただ、生活様式や骨格などから考えても、日本人は外国の方に比べて肩こりをしやすいと言えます。
◆頭の重さは・・・
肩が支えるものはといえば、頭と首、腕があります。その頭の重さはどれくらいあるかご存知ですか?
実はボーリングの玉と似ています。
ボーリングで使用する玉は自分の体重の10分の1の重さが理想とされています。体重が50キロの人ならば5キロ(約11ポンド)。じつは頭の重さも、体重の8~13%とされていますから、ボーリングの玉と同じくらいの重さが首や肩にのしかかっているわけです。
それほどの重さの頭が細い首にのっかり、縦横に動き、前後したりもするのですから支える肩も大変です。とくに、日本人は人と会えばお辞儀をしますし、会話のあい間にも相槌をよくうちます。
礼儀を重んじるお国柄ですし、支える肩も外国人に比べると華奢です。なで肩が多いことも肩こりをひきおこしやすい要因となっています。
そして、今はスマホなどのモバイルが生活に浸透しています。画面を覗き込む時の姿勢を鏡で見てみると、前傾姿勢になっていることがわかりますよね。また、画面に集中してしまうと時間があっという間にたっていたりもします。
同じ不自然な姿勢をとる回数がおおければ多いほど肩の凝りもひどくなっていくわけです。
◆痛くなる前に、歪んだ身体をお手入れ
施術によって、筋肉をほぐし、血行を良くして肩の凝りを改善すれば、頭がさえて目もスッキリ!大切なことは、早く体の悲鳴に気付いてあげることです。できることなら、痛くなる前に、歪んだ身体をお手入れしてあげて下さい。
|
|