 |
背中の痛み |
背中が痛い、といっても場所も症状も様々
「背中」、これほど広く大きな部位はありません。ひとくちに「背中が痛い」と言っても、背中は広く、痛む箇所も痛みかたも、人それぞれ。
一般的にあるケースとしては、筋肉疲労・筋肉痛があげられますが、ギックリ腰ならぬ、ギックリ背中というものもあって話題になっていることはご存知でしたか?何気ない日常の動作なのに、突然背中にグキッとした痛みが走り、動けなくなってしまうギックリ背中。
頭をうごかしたり、くしゃみや咳をしたりしても痛みが走り、ギックリ腰のまさに背中バージョンになります。また、骨が歪んでいたり、ズレたり、骨折が原因で起こる背中の痛みもあります。息を吸った時や、深呼吸をした時に痛む場合は骨折の疑いも。
また、脊椎側弯症等などの骨の歪みや、椎間板ヘルニアなど骨のズレが原因の痛みも生活に支障を及ぼします。背中の痛みの他にも、首を動かすと痛い、と言う時は寝違えからくる痛みかも。
痛む場所もいろいろで、全体がとにかく痛いこともあれば、左側だけ、右側だけ、肩甲骨あたりの背中の上部の痛みなどなど、どこが痛むのか場所をしっかり伝えることは大切です。
なぜなら、痛む場所よっては内臓に関係することもありますから。
例えば、背中の上部だったら、筋肉疲労の他に、尿路、尿管結石や腎結石。背中の左側が痛むのは、狭心症、心筋梗塞、胃潰瘍であることも。そして右側は肝炎、肝臓がん、胆石症が原因で痛むこともあるのです。
◆痛みがあったらそのままにしない
背中は多くの事を語ってくれる部位でもありますので、痛みがあったらそのままにしないでその原因を知ることは大事。運動不足で筋力が弱っていたり、過度の負荷をかけてしまったり、生活習慣などから症状がではじめます。
姿勢が悪い、同じ姿勢をとり続けることから血行などまで悪くなって悪循環におちいってしまいますと、背中だけに留まらず、首や頭、足腰にまで症状がひろがりかねません。
早期解決で健康体を手に入れましょう。
|
|