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足首の痛み・捻挫の後遺症 |
バランスが悪いと、足首を痛めやすくなる?
「小股の切れ上がったいい女」という言葉、耳にしたことはありませんか?
小股っていうとソケイ部のことだと勘違いしている人、けっこう多くいます。しかし、「小股の切れ上がったいい女」とは、女性が着物を着て歩く時に、裾からチラリチラリと見える足首からふくらはぎを通って膝あたりまでのキレイな脚のことを指しているようです。
夏や温水プールなどで、脚のラインはあらわになります。足首がキュッっとひきしまって、なだらかなふくらはぎ、かわいい膝、そして太ももへ。キレイなラインは憧れの的です。その中でも、足首って他の部位にくらべて細いのに、身体の全体重を受けてけなげだとは思いませんか?
ふと、街で歩いている人に目を向けると、多くの方が脚そのものに負担がかかる歩き方をしていることがわかります。猫背、姿勢の悪さが原因です。
このようなことから、バランスを崩したり、負荷がかかったりして足首を痛める機会も増えてしまうようです。もちろん、運動やスポーツの最中などでも、足首を痛めることはあります。
ズキッっと痛んだけど、歩けない程ではないから大丈夫だろう。そんな風に考えてしまうことは危険です。確かに、軽傷ですむ場合もありますが、予想に反して見た目よりも重症な事もあります。
◆痛めたら、正しい対処法を
靱帯が痛んでしまい、筋肉や腱にも支障が見られたり、骨まで傷付くこともあったりますから正しく判断することが大切です。そのままにしておいたが為に、動く範囲が狭くなっては運動もしづらくなります。また、痛みがずっと消えない等の捻挫の後遺症が残ることもありますから要注意です。
捻挫をしたその時の応急処置も大切です。
1.安静(rest)にし、
2.冷やし(ice)て、
3.圧迫(Compression)して固定、
4.心臓より高い位置に挙げる(Elevation)ことが大切です。
そして、後遺症を改善することはもちろんできますが、苦しむ期間は少ないのが理想です。後遺症に悩むことのないよう、後の治療も軽んじたりせずに、しっかりと元に戻していきましょう。
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