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股関節痛 |
股関節の重要性
「多少痛くてもがんばって歩いて下さい」
痛いから歩きづらいのに、あるかなくちゃいけないなんて・・・。そんな言葉を耳にするつらさ、わかります。
負担をかけるのはあまり良くはありませんが、かといって、まったく動かないでいますと、みるみる筋力は低下してしまいますから「適度に歩く」ことをすすめるのでしょう。
でも、ちょっと考えてみると、股関節を丈夫にするということは、お腹や腰、足にも良い影響を及ぼすことがわかります。
とくに女性はいつまでたってもスタイル良くありたいもの。頑張った分、効果が表れるのも、股関節痛改善の特徴ともいえます。
◆「歩く」ために大切な部位の一部
股関節は骨盤(腰の骨)と大腿骨(ふとももの骨)の継ぎ目にあたります。そこには関節軟骨があって、これは弾力性に富んでいて、衝撃などを和らげる役目をしています。
しかし、体重が重くのしかかる場所でもありますから、過度の負荷がかかってしまったり、加齢などで衝撃を吸収するはずの関節軟骨そのものが擦り減ったり、変形してしまうことによって、股関節に痛みを感じるようになってしまうのです。
◆痛みや違和感を感じたらすぐに対処しましょう
ちょっとした痛みだからとそのままにしておくと、痛い方の足などをかばって無理な姿勢をとってしまったり、また、動くことがつらくなって、活動量が減ると筋肉も落ちて、さらに体を支えることが難しくなってしまいます。
体がかたむいている、足を引きずっているなど、見るからに辛い動きになってしまいます。体は痛いところをかばおうとして、どんどん歪みを発生していきますから、身体全体のバランスまでくずれてしまい、痛みは股関節のみならず、腰、脚、背中、首へと広がってしまいがちです。
まずは、全ての原因となっている痛みを和らげることから始めましょう。痛みが改善されれば、無理をすることなく活動する事ができます。体全体をあるべき位置へ整えて、痛みから解放されることを目指しましょう。
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